夕立が導き出した少しの本音。

ビックバンドの練習の帰り道、夕立に襲われた。

重いサックスと、びしょ濡れになったリュックサックを抱えながらも
スイスにも夕立があるんだなぁと思いながら
全身ずぶ濡れになってボーっと立っていた。
なんだか懐かしい気持ちになったから。

そういえば、日本にいた頃から
部活中に夕立に見まわれて、ズブ濡れになって走っていたっけ。

帰国が近づくごとに、日本を思い出す事が増えてきた。
周りのみんなが帰りたくないと思っているのをよそに
日本に帰るのを凄く楽しみにしている僕は、
僕自身に何だか腹が立った。
所詮この程度の人間か、と。

しかし、実際は多少の悩みは有りきど
充実した毎日を送っていると、自分でも思う。

日本に帰るのは楽しみだけど、申し訳ないが
家族は全然恋しくはないし、友達もみんな忙しいし、会えないだろう。

それよりも日本に帰ってからの新しい生活
新しい学年で、新しい環境に囲まれ、新しい事を始める。
例えそれが、辛い受験の時期だろうと
部活で新しいとか言ってられなくとも
ここで考えた事、学んだ事を、生かしていくのが楽しみで仕方が無い。

兄が昔、留学先から帰国した時に
日本に留学してる気分だと言っていた。

今、僕はまさにそんな気分。
日本という新しい環境に、2ヶ月後に飛び込むという興奮は
ちょうど、僕がここに来る2ヶ月くらい前の気持ちに似ている。
期待と不安が入り混じった、変な感じ。

そんな事を考えながら、家路につく。
この街とも2ヶ月でお別れなんて、信じられないけどね。
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by tojyo723 | 2007-05-15 04:02 | 私信


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