スイスドイツ語(まとめ)

スイスから帰国して1週間。スイスドイツ語についてまとめてみました。


スイスドイツ語とは・・・・

スイスドイツ語とは、スイス全域で使われているドイツ語の方言であり、ドイツ語圏(ドイツ、オーストリア、スイス)の中でも一番ドイツ語から離れたドイツ語と言われています。

また同じスイスドイツ語でも場所によって大きく違いが出るというのも、スイスドイツ語を難しいものにする要因でしょう。

例をあげましょう。英語でいうHello,ドイツ語でいうhalloの事を

チューリッヒ地方  Grueezi(グルリュエッツィ)
ベルン地方  Grueessech(グリュエッサ)
ヴァリス地方 Gueete Tagwohl(グェテターグヴォール) 

ね?全然ちがうでしょう?


さて、ではスイスドイツ語とドイツドイツ語(高知ドイツ語)は何が違うのでしょう。
答えは簡単。発音、単語、文法。全てです。
あるドイツ人はこう言います。「スイスドイツ語?あんなのドイツ語じゃないわ」

しかし、「全て違う」で説明を終わらせてしまうのは、あまりにも悲しいので
簡単に説明だけさせてもらうと

①発音
一般に、スイスドイツ語はドイツドイツ語に比べて下品で醜い言葉というイメージがあります。
その一番の理由はKの発音CHになるから。と僕は考察します。
このCHの発音というのがやっかいで、一番似ている例をあげればタンを吐く前の「かーっ!!」っていう音、あの音がスイスドイツ語ではよく必要とされます。確かに、気持ちが良い音ではありませんね。
さらに言えばRの発音も違います。
ドイツ語のRはノドの奥から搾り出すような音ですが、スイスのRは普通のRです。

さらにスイスドイツ語はドイツドイツ語よりも、抑揚が激しい、といいます。
音の高低が激しいため、ドイツ人は「スイス人はいつも怒ったように話す・・・」と語ります。
怒ってる訳でもなんでもなく、ただそういう言葉なんです。我慢しましょう。

②単語

スイスドイツ語の単語は基本的にドイツ語に沿っています。
ただし、やぱりスイス訛りになる場合が多いようです。

例をあげましょう。

時間  die zeit(ディー ツァイト)     →d ziit(ドぅ ツィート)
本   das Buch(ダス ブーフ)      →s buaech(ス ブェフ)

このように長音になったり、ウムラウトしたり変化は極めて不規則です。
そしてお気づきの方もいるかも知れませんが、冠詞の発音が曖昧です。

またフランスが近いため、フランス語を無理矢理ドイツ語に直した
フランス系スイスドイツ語も多い
例えば

自転車  das fahrrad         →s velo
床屋    der frisoer →dae coiffeur

フランス語出来るかた、是非スイスドイツ語にチャレンジしてみて下さい。

③文法

文法に関しては、本当に口語体で規則性が無いので、僕のもなんとも言いがたいですが
あえてあげればこの二点。

一、スイスには過去形、未来系が無い。
→常に完了形と現在形で話す

固有名詞に冠詞をつける
→Der yasuとか Die Andiとか普通に言います。


好評そうならしばらく、このネタ引きずります
[PR]
by tojyo723 | 2007-07-22 02:36 | スイス


<< スイス人の誇り(スイスドイツ語... 1週間経って >>