名前はよく知らないが、今日夕方のニュースですごいものをやっていた。
インターホンの技術を利用して、マンションに付けられる機械で
地震発生時、揺れが来る
15秒前に警報が鳴って対処できる。そんなマシーン。
そのニュースを見る感じだと、「地震が来るぞ!火を止めろ!」って感じで火を消して
机の下にもぐりこめる程度の事が出来るらしい。
でも実際15秒ってあんまり実感が湧かない。
多分僕なんかやベーやベーとか言ってるうちに15秒経ってしまうような気がする。
では15秒で人は一体何が出来るのだろうか。
15秒で思い出すのがTVのCM。あれは大体15秒だ。
CMのディレクターというのは本当、心底尊敬する。
起・承・転・結にのっとってCMを作れば、一つ当たり実に
3、75秒。
これでちゃんとオチをつけて、商品の宣伝だってしなければいけないのだから大変な作業だ。
15秒関連で検索していると、懐かしい、元サッカーU22代表監督の山本氏。
彼が提唱したのも
「15秒での得点」らしい。
言われてみればそんな事言ってたかも知れない。
無駄な動きを一切省き、ボールを奪ってから単純にパスを回し、15秒で得点するという理論だ。
昔キーパーをやっていた僕から言わせてもらえば、15秒に1回攻防などあったら
単純計算で1分に2回、90分に180回もシュートなんてたまったもんじゃないのだが
本当に単純に攻め込んだとしたら、15秒でも十分に得点可能だ。
もっと言えば大塚愛の
「プラネタリウム」という歌がある。
あれの歌いだしは25秒からなので、15秒の時点では
まだピアノの伴奏のみで
大塚愛の声さえ聞こえないで地震到来。
また、かの有名なQueenの
「We will rock you」
あれの歌いだしは12秒からので
フレディーの声は3秒聴ける。ただしサビ開始までは24秒かかるので、残念ながらサビは机の下で聞く羽目になる。
ただしエキセントリック少年ボウイの
「エキセントリック少年ボウイのテーマ」
あれは乗っけからサビだからサビも十分に聞ける。さらに浜田が歌いだすのがちょうど15秒後なので、浜田が歌いだした瞬間地震が来る計算だ。
以上の例を見ると15秒というのは、わずかな時間のように思えるが、バカにできない。
まず、地震を予知できる。
この時点で人間の技術は大したものだと褒めたい。
いつ起こるか分からない天災を、ほんの15秒予知出来るだけで
助かる人命や被害は、そうとうなものになるの違いない。
よくを言えば地震発生10分くらい前に予知出来れば
貴重品を持ち出して、非難程度は出来るのだが・・・
まぁそこは、さらなる人類の科学の発展を願うばかりである。